鎮守の森は、たんなる森でも、また神社の緑の装いでもなく、それは神体である、あるいは「日本人の神そのもの」である。 そして村を始めとする日本人の共同体の核として機能してきたものである。 もし鎮守の森がなかったら、日本の村は存在しなかったであろう。その鎮守の森の現状を、克明に調査している。
1984年 鹿島出版会刊
関連するものに
『空間の演出力-参道の研究』(1985年、筑摩書房刊) 『海辺の聖地』(1993年新潮選書) 『鎮守の森は蘇るー社叢学事始』(2001年、思文閣出版刊)などがある