日本の都市の歴史には 広場の伝統がない。 「お祭り広場」は 神社の境内を発展させたものだ。 そこで神戸市は 新設されたポートアイランドに、 「日本第一号の広場をつくりたい」と 上田篤に設計を依頼した。 そこで広場でおこなわれる イベントの観覧席を兼ね、 2層の「屋根つき回廊」をもつ 本格的広場を実現させた。 (1981年、神戸市)